終業式の後、川奥そば道場の高尾さんの指導で、そば打ち体験を
行いました。そば粉は夏から育てたそばを、ボランティア部の生徒が
挽いてくれたものを使っています。

まず、高尾さんから手順について
説明をしていただきました。
そして、早速、ねりから行います。
ゆっくり水を加えながら、団子にして
しっかり足で踏んでなじませていきます。


次は伸ばし、このあたりから丸く、きれいに伸ばすのが難しく、高尾さんをはじめ
琴南地区学校、家庭、地域連携協議会の方々に手ほどきを受けながら
伸ばしていきました。
そして、適当な太さに切っていきますが、時々、幅の太いものがあり、
これもまた手打ちらしいそばが出来上がりました。
そばのだしや具は高尾さんの奥さまが用意してくださいました。とてもおいしい
だしをかけて、指導してくださった方々はもちろん、日ごろお世話になっている
駐在所の方、交通指導員の方などをお招きして、一緒に食べました。


自分たちで苦労をして作った「そば」は、これまでに味わったことがない
くらい、大変おいしいそばになりました。生徒たちはそば作りの大変さを
体験しているので、格別の味になったと思います。
生徒たちがこのような経験ができたのは、夏から指導してくださっている
高尾さん、綿密な計画を立ててくださった連携協議会の増田さん、そして
いつも指導してくださっている連携協議会の方々のおかげです。
琴南中学校の生徒はこのような地域の方に支えられて、大きく成長して
います。琴南中学校には「琴南だからできる」「琴南にしかできない教育」
があり、それらはすべて、地域の方に支えられてできていることだと
強く感じています。今後も琴南地区の学校として、地域方々の力を
お借りして、琴南を愛する生徒を育てていきたいと思います。